アミナスカン、フック付きクリップ、ワンタッチクリップ
ネックストラップにはカードケース、社員証用のホルダー等を吊り下げるのが定番となっていますが、吊り下げ用パーツにも様々なものがあります。最も安価なのが紐(テープ)に直接ケースを取り付けるタイプにはなりますが、取り外し可能なパーツが一般的には使用されています。ケースの破損や汚れ等でネックストラップ本体はそのままでケースだけ交換可能であるのと、ランチ等の外出時にはケース部分だけ外して携帯用のネックストラップとしてそのまま使用することが想定されるためです。
まず弊社では洗濯ばさみ式のパーツが2種有り、右上の黒いものが「フック付クリップ」で、側面からの写真で確認できる通り、裏面には胸ポケットに引っ掛けるためのフックがついています。強固に固定することはできませんが、ホルダーケースがぶらぶらして困るとき等では、一時的にポケットに引っ掛けて作業性を高めることができます。右側の透明クリップのものは、二重リングから外す際、くるくる回す必要もなく、接合部分のプラスチックに切れ込みが入っており、そこから簡単にクリップの着脱が可能になっています。このためワンタッチクリップと呼ばれています。
接合パーツの中で、最も安価な商品は「アミナスカン」になります。金属製の回転パーツで、ホルダーケースは開閉レバーから差し込む形で使用します。ネックストラップのカードケース用だけでなく、鍵用等にも使用されていて、キーホルダーやハンドストラップの定番パーツにもなっています。上記のクリップと比較するとこちらの方が相当メジャーなパーツです。アミナスカンの他、レバーナスカン等もよく使用されています。右の写真は左からアミナスカン8、アミナスカン15、アミナスカン20と呼んでいます。
国産のネックストラップでは上記全てのパーツが使用可能ですが、中国にて大量生産する際はワンタッチクリップを除くパーツが使用可能です。中国生産のケース用パーツとしては、フック付きクリップが非常に人気が高いパーツになります。
なお、価格より機能を重視となる場合は、別ページのケース用パーツのバンドクリップ、リールクリップ等が採用されることが多くなっています。時々中国製のバンドクリップを見かけますが、弊社ではパテントの関係で使用していません。