アクリルキーホルダーのデザイン

アクリルキーホルダーはUV硬化インキを使用したインクジェット印刷機で行っていますので、最終データはIllustrator出力となりますが、Photoshop他ビットマップ系のJPEG画像の貼り付けなどでも印刷が可能です。ただ、輪郭アウトラインはレーザーカットのため必要になりますので、可能な限りIllustratorの方が正確な商品作成が可能です。

色目の特長としてはアクリルへのダイレクト印刷のため、少し薄めに出力されるようですが、前もって調整いただくほどでもないかと思います。鮮やかな色調表現が可能であるのに対し、色によりますが、少し粗目感がでる場合があります。

 

1.輪郭ライン

完全版下をいただく場合とこちらで作成する場合とで異なりますが、まずはデザインサイズを決めていただき、その輪郭を1,5mm〜2.5mm程度外側をレーザーカットラインとします。その輪郭作成後、パーツ取り付け用の穴を取り付けて輪郭が完成します。

 

アクリル用輪郭データ作成
     
実際のアクリルキーホルダー写真
上記イラストを使用した実際のアクリルキーホルダー(表裏)
     
     

白印刷を行うのは透明アクリル(裏刷り反転印刷)の場合のみで、白アクリルは白打ちの必要がありません。なお、お客様の方でこのような輪郭を含めたデータを作成していただく必要はございません。弊社にて作成し、ご確認いただく形を取っております。

 

2.注意点

透明アクリルの場合、カラー印刷+白印刷を同じ位置に行うため、細い線や細かなデータの場合、後の白打ちが描画されない場合があります。(白打ちデータはデザインより微妙に小さく出力しております)表から見たデザインに影響がない場合が殆どですが、不良品ではありません。

キャクターの細部や文字の輪郭を取った場合のスペース等、アクリル自体がかなり細くなる場合があります。この場合、弊社で実際の輪郭より大きくレーザーカットラインを設ける場合があります。細い部分が折れやすくなるためです。

穴の位置は見た目と重量バランスがいい場所として設けますが、実際の所バランス判断は非常に難しく、パーツ取付後平衡バランスが崩れている場合があります。

 

 

3.入稿データ

Illustratorデータでいただくのが最も確実な方法です。フォントのアウトラインは必ず作成して下さい。また寸法指定をいただけましたら、こちらでリサイズ致しますが、可能な限り原寸でお願い致します。なお、UVインクジェット出力のため、貼り付け画像の印刷も可能ですが、貼り付ける前に必ずCMYKに変更をお願い致します。色目がかなり異なってしまう場合があります。

 

 


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