ネックストラップ長さ調整パーツ(コキ)
ポリエステル袋織り紐のネックストラップにはボタン式の調整パーツを、ナイロン製朱子織テープにはゴムっぽいサルカンと呼ばれる長さ調整パーツを取り付けています。特にご指定を頂かない限り90cmでヒートカットし、パーツ付けを行う形になるのですが、長さ調整パーツがある場合は4cm長めに切っています。というのは、パーツが首の後ろに来るようにご使用いただくのですが、そうすることで、首から前の部分の長さがパーツがあるだけで短くなってしまうためです。
長さ調整パーツとして取り付けてはいますが、紐を束ね「8の字」を作っているだけで長さは変わらないというのが実際の所です。それで時々お話をいただくのが、肩からかけるバッグ等で使用されている一部分テープが重なり合っていて、その部分の長さを調整することで、全体の長さを変更できる「コキ」と呼ばれるパーツを使用するタイプです。言葉で書くと非常に難しく、イメージが沸かないですね。漢字の「日」の形をしたパーツを使用します。テープへの縫製が必要になりますので、勝手ながら弊社では先端を縫製する必要がある昇華転写タイプのネックストラップのみ、コキ(日型パーツ)を使用したネックストラップに対応させていただいております。
通常、安全パーツも先端に同時に取り付け、安全パーツとコキパーツの間を2重テープとしています。それが結構好評で、早く定番としてWebに載せるべきだとは思っています。もちろんお値段は通常のものより少し高くなってしまいますが、十分機能的で、ご満足いただける商品ではないかと思います。あくまで転写タイプのみとしておりますので、ご理解をいただけると有り難く存じます。
あと、コキを使用すると、印刷位置が移動することになりますので、位置指定云々という概念がなくなり、全てエンドレスとなりますので、ご注意下さい。ちなみに通常115cm程度で裁断を行っています。