オリジナルストラップ製作｜出るか出ないか！

オリジナルグッズを製作していて、一番悩ましいのが印刷されるか、読めるか、見えるか等の問題です。デザインをいただいて、「うわぁー細かい！」と思うことは日常なのですが、お客様の方から「出ますか？」と尋ねられると・・・・・「出るかもしれませんが、出ないかも」と返答すると「できるだけ出して下さい。」という返答をいただくのが常です。実際の所、線が印刷される太さなのか、細かい文字を印刷して可読性が有るのか等々、作っている方も実は殆どの場合で、「やってみないとわからない」というのが本当の所です。

カラー印刷のビニールストラップや携帯クリーナー等々" 製版しないストラップ " は試し刷りをやってみて、出ないからああしよう、こうしようはできるのですが、シルク印刷タイプのビニールストラップしかり、ネックストラップしかり、その他携帯ストラップは版ができてからではどうしようもないのです。「出なかったので、版を作り直します。版代いただけますか？」とは絶対言えない。。。なので、一生懸命製作前に出ないかもしれません。出ても読めないかもしれません。とご説明せざるをえないのですね。

可能な限り弊社では、「よりよい商品になるように」「キレイに印刷されるように」データをちょこまかちょこまか触ります。元デザインが崩れないように細かい部分は出やすいように出やすいようにいじります。それで、版ができあがった後、キレイにプリントされた時には本当に嬉しいのですね。満足満足って、デザイナー冥利に尽きるって状態に陥ります。素晴らしいデザインの時は机の上にしばらく飾られることになります（笑）今後の参考のためにもね。

詳細は各ストラップに譲りますが、線は0.5pt以上の太さ、抜き線は0.7pt以上の太さがあれば、これは完全セーフラインです。転写はもうちょっと必要かもしれませんが・・・。さぁ、今日もデザインしましょ。