アクリルプラスチック
オリジナル形状が可能なアクリルストラップを作成していますが、見た目には殆どわかりませんが、アクリル板には2種類あります。
製造方法が2種類有り、「キャスト板」と「押し出し板」と呼ばれています。値段はキャスト板の方が高い素材です。レーザー彫刻という点からだけ考えると何が優れているかというと、文字がはっきり白く彫刻されるということです。押し出し板でも白くはなりますが、コントラストに乏しく商品としてはいまいちな仕上がりとなってしまいます。
次にレーザーカットの際の仕上がりですが、光線を当てると光線通りにキャスト板は切断されるのに対し、押し出し板は断面が溶けてしまいます。この現象実は好みの分かれる所で、キャスト板は溶けにくいため無数のレーザー痕が残るのに対し、押し出し板は微妙に溶けることによりこの筋が見えにくくなり透明度が逆に上がるのです。この特性を利用し、シルク印刷タイプのストラップでは押し出し板を使用し、彫刻商品に関してはキャスト板を使用する等使い分けを行っております。
アクリルは非常に透明度が高い素材です。この透明を通して見えるデザインは本当に品質高く見えます。ポッティングでもそうですが、透明でのデザインコーティングは商品をより高級に見せる効果があります。